講演情報

[2-8-AM1015-05]瞬膜腺周囲に発生した脂肪腫により瞬膜腺脱出(チェリーアイ)を発症した犬の1例A Case of Cherry Eye in a Dog Caused by Lipoma around the Nictitating membrane gland.

*藤本 優1,2、石塚 泰雄1,2、辻 誠1,2、河﨑 哲也1,2 (1. いしづか動物病院、2. 泉州獣医臨床研究会)
瞬膜腺脱出(チェリーアイ)は、原則、外科的な整復が必要であり、術後に瞬膜腺の機能や可動性に障害を起こさず整復することが重要である。ポメラニアン、去勢雄、9 歳が左眼の瞬膜腺脱出を主訴に来院した。外科的な整復を実施中に、瞬膜腺周囲より脂肪組織の脱出を認め、腫瘍性疾患の関与が疑われた。病理組織学的検査から、瞬膜腺周囲に発生し た脂肪腫によって瞬膜腺脱出を発症したと考えられるが、瞬膜軟骨変性部切除、瞬膜軟骨基部へのアンカリング法、ポケット法を組み合わせて整復を行ない、良好に経過している。

閲覧にはパスワードが必要です

抄録を閲覧するには、パスワードによる認証が必要です。
パスワードは、10月14日正午に配信している「【第46回動物臨床医学会年次大会】<重要>ネームカードダウンロード開始・ネームカードダウンロード開始・プロシーディング公開のご案内」をご確認ください。
※10月14日正午以降に参加費のお支払いが完了された方は、決済完了後に参加登録システムから配信されているメール「【第46回動物臨床医学会年次大会】参加費決済完了のお知らせ」にパスワードを記載しております。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ブックマーク登録用ログイン