セッション詳細

[FB1]流域治水によって変わる国づくり

2024年9月18日(水) 9:00 〜 11:00
B会場(2Fラウンジ)

企画者:島谷幸宏(熊本県立大学)、皆川朋子(熊本大学)

【企画者】

島谷幸宏(熊本県立大学)、皆川朋子(熊本大学)

 

【内容】

2020年の球磨川洪水を契機に球磨川流域を対象に開始された、JSTの地域共創拠点の流域治水研究(流域治水を核とした復興を起点とする持続社会,2020-2030年)は4年目を迎えている。本研究が進捗するにつれ、流域治水とは国土全体の在り方を根本的に問いなおし、より自然に寄り添った国土形成を進めることが必要なことが分かってきた。流域治水の基本は自然の営力を活用し、流域全体で流出抑制することである。その過程で様々な人々が共創し、新たな産業創成や環境の再生を行い、持続的な国土を形成することが肝である。本自由集会では、本研究拠点の基本的な考え方といくつかの研究成果について話題提供し、その後議論する。

 

【プログラム】

趣旨説明 熊本県立大学 島谷幸宏

話題提供

1.「流域治水によって変わる国の姿」熊本県立大学 島谷幸宏   

2.「流域治水によって変わる川づくり」 名古屋工業大学  萱場祐一 

3.「流域治水による環境再生」 熊本大学 皆川朋子  

4.「湿地再生と流域治水をあわせて進める地域での体制」 熊本県立大学 一柳英隆    

コメンテーター 吉田丈人 東京大学

意見交換・ディスカッション 

自由集会