セッション詳細

[FA1]川の定量的環境目標の設定に向けて

2024年9月19日(木) 14:45 〜 17:00
A会場(小ホール)
企画者:中村太士(北海道大学)、森照貴(土木研究所自然共生研究センター)、一柳英隆(水源地環境センター・熊本県立大学)
日時:2024年9月19日(木) 14:45-17:00

場所:埼玉会館小ホール

企画者:中村太士(北海道大学)、森照貴(土木研究所自然共生研究センター)、一柳英隆(水源地環境センター・熊本県立大学)

内容:「河川生態学術研究会」と「生物の生息・生育・繁殖の場としてもふさわしい河川整備及び流域全体としての生態系ネットワークのあり方検討会」から出された提言には、河川環境に関する定量的な目標を設定することの重要性が記されている。2008年に出版された「川の環境目標を考える」でも目標設定の重要性が述べられているが、これまで具体的に設定されることはなかった。本集会では、二つの提言を紹介した後、「河川」と「ダム」での環境目標をどのように設定することができるのか、具体的な取り組みや可能性について発表する。また、目標が設定されたとしても、それを実行するための技術が必要であり、小さな自然再生を例として紹介する。目標とは必然的に定まるものではなく、議論して決めていくものであるとの考えのもと、集会参加者と意見交換も行いたい。

プログラム:
〇 趣旨説明(北海道大学 中村太士) 5分
〇 河川生態学術研究会からの「緊急提言」の概要(名古屋工業大学 萱場祐一) 10分
〇 あり方検討委員会からの「提言」の概要(北海道大学 中村太士) 10分
〇 河川における定量的環境目標の考え方(土木研究所自然共生研究センター 森照貴) 30分
〇 ダムにおける定量的環境目標の考え方(北海道大学 中村太士、水源地環境センター・熊本県立大学 一柳英隆) 20分
〇 環境目標を支える技術の考え方ー小さな自然再生(リバーフロント研究所 和田彰) 20分
〇 意見交換 (コーディネート:北海道大学・中村太士)40分

自由集会

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