講演情報

[FC1-01]研究から実践へ:GI/NbSで描く持続可能な地域のかたち

*上野 裕介1、森岡 千恵2、鎌田 磨人3 (1. 石川県立大学、2. 国土技術政策総合研究所、3. 徳島大学)
応用生態工学は、自然の力を活かしたグリーンインフラ(GI)や、自然を基盤とした社会課題の解決手法(NbS)を通じて、持続可能な地域づくりに貢献し得る学際的分野である。しかし、研究成果と社会実装の間には依然として大きなギャップが存在し、技術や知見を地域に根付かせるためのノウハウやプロセスは十分に確立されていない。地域のステークホルダーとの信頼関係の構築、活動目標の合意形成、そして実践への展開が不可欠である。本研究集会では、各地で進められている実践事例の共有を通じて、学術・行政・企業・市民社会の知を結集し、GI/NbSの社会実装を加速するための理論と実践の接続点を探る。