講演情報

[HSP5]国内の褐鉄鉱を用いた製鉄における収集率の向上

*大木 真優1、鈴木 駿太1、弘中 佑和1、星山 元杜1 (1. 東京科学大学附属科学技術高等学校)

キーワード:

製鉄実験、褐鉄鉱、鉄鋼材料、阿蘇地域、製鉄材料の起源

本研究では熊本県阿蘇地方で産出した褐鉄鉱を用いた製鉄を行い、国内の原始的な製鉄の起源を探る事を目標とした。初回の実験では2.73kgの鉄塊を得た。2回目の実験では送風量を上げ、炉内の温度を上げて実験を行ったところ、4.35kgの鉄塊を得られ1度の製鉄における収集量が上がった。実験で得た鉄塊に対して火花試験等を行ったところ、ばらつきはあるものの炭素量が0.1〜0.8%程度の炭素鋼である事が分かった。

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