講演情報

[HSP8]古墳時代を中心とした銅鏡の機械的性質と破鏡における穿孔方法の実験的考察

有馬 健太1、岩田 隼臣1、*岡田 琉杜1、鎌田 昌未1 (1. 東京科学大学附属科学技術高等学校)

キーワード:

古墳時代、青銅器、銅鏡、破鏡、穿孔法

銅鏡には,破損した状態で出土するものが存在し,形状から「破鏡」と呼ばれている。脆性破壊を起こすような機械的性質を持っているが,破鏡の中には,明らかに人為的に穿孔が施されているものがある。現在の切削による穿孔方法では,脆性の大きい金属に対して穴あけすることは難しい。本研究では,古墳時代の銅鏡を再現し,機械的性質を探り,試験片に穿孔を行うことによって,その方法を実験的に考察することを目的とする。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン