講演情報

[19a-A302-2](011)面方位HVPE β型酸化ガリウムショットキーバリアダイオードの多結晶欠陥の断面STEM観察

〇(M1)大坪 優斗1、スダーン セイリープ1、佐々木 公平2、倉又 朗人2、嘉数 誠1 (1.佐賀大院工、2.(株)ノベルクリスタルテクノロジー)

キーワード:

β型酸化ガリウム,キラー欠陥,ショットキーバリアダイオード

β型酸化ガリウムは, 4.5-4.8 eVの非常に広いバンドギャップを有する半導体であり,次世代の低損失パワーデバイスとして期待されている.パワーデバイス応用には,オフ耐圧特性を低下,リーク電流をおこすキラー欠陥の低減が重要である.我々は転位密度が低いと報告がある(011)面にSBDを作製し,欠陥を調査し,多結晶欠陥がキラー欠陥と同定した.今回は,この多結晶欠陥の走査透過型電子顕微鏡(STEM)で断面観察を行い,多結晶欠陥を観察した.