講演情報
[20a-A304-1]追加高圧水素アニールによる(110)面Si n-MOSFETの極低温特性改善
〇(D)下方 駿佑1,2、岡 博史1、稲葉 工1、飯塚 将太1、加藤 公彦1、森 貴洋1 (1.産総研、2.慶大物情)
キーワード:
クライオCMOS,ゲートスタック,量子コンピュータ
極低温下で集積回路を動作させるクライオCMOS技術は量子コンピュータの制御回路として期待されている.MOSFETの極低温動作にはシリコン/絶縁膜界面の品質が大きく影響することが明らかになっており,界面品質の向上が極低温動作MOSFETの特性改善に繋がることが期待される.今回界面品質の向上を狙い,高圧水素アニールを導入し,極低温下動作MOSFETへの適用を検討した.