講演情報

[20p-A202-10]誘導帯電素子を用いた二流体スプレー時の発生電荷量の制御

〇清家 善之1、鈴木 洋陽1、一野 祐亮1、田岡 紀之1、森 竜雄1 (1.愛知工大)

キーワード:

半導体,洗浄,静電気障害

流体スプレーでの洗浄は,ウェハ上の素子を電気的に破損してしまう静電気障害 が生じる問題がある.本報告では、二流体スプレー時に発生する電流を測定し、液滴の帯電は正極性を示し,飛行液滴の速度が速いほど増加することを確認した.また静電気障害を減らすことを目的に,純水の噴射直後に誘導帯電素子を設置し,強電界中にスプレーすることによって,純水液滴の帯電量を制御できることを確認した.