講演情報

[20p-C601-11]深層学習を用いたCFRP繊維のX線位相スパースビューCT

〇田栗 水鳥1、森本 直樹2、北村 圭司1,2 (1.奈良先端科技院大、2.(株)島津製作所)

キーワード:

X線位相イメージング,深層学習,CFRP

X線Talbot-Lau干渉計は被写体でのX線の屈折や散乱を検出でき、従来の吸収に比べて軽元素物質を高感度での撮像できるという特徴があり,CTの撮影も可能である.しかし,撮影時に回折格子によるX線の減衰があるため,数時間以上の測定が必要となっている.そこで本研究では,CFRP繊維の測定時間の短縮を目的として、散乱像のスパースビューCTに対して深層学習によるアーチファクト低減法を検討した.