講演情報

[20p-C601-6]自動計測によるメカノケミカル反応プロセスの解明

〇中島 優作1、羽合 孝文1、武市 泰男1、四本 優斗1、高本 龍世1、小野 寛太1 (1.阪大院工)

キーワード:

ラボラトリーオートメーション,メカノケミストリー

従来の熱による材料合成とは異なる手法として、機械的な摩擦を用いたメカノケミカル反応が注目されている。環境負荷や大量合成が容易といった利点がある一方で、反応プロセスが未解明であり反応制御が難しいことが課題である。本発表ではペロブスカイト材料を対象に、XRDと蛍光の自動測定から反応プロセスの解明を試みた。解析の結果、反応経路や蛍光特性と構造の関係が明らかとなり、今後の材料合成への応用が期待される。