講演情報

[20p-P06-11]レーザを用いたCZTS化合物薄膜太陽電池の熱処理プロセス開発

〇島宗 洋介1、南雲 伶椰1、神保 和夫1 (1.長岡高専)

キーワード:

Cu2ZnSnS4,半導体,化合物薄膜太陽電池

CZTS化合物半導体薄膜は、一般に前駆体形成後に高温(>500℃)長時間(~1hour)の硫化処理を行うことで形成される。本研究では、硫化処理に代えてレーザを用いて前駆体の結晶化を試みた。Arあるいは5%H2S/Arのガス雰囲気中に置かれたCu-Zn-Sn-S系前駆体薄膜に波長445nmのレーザーを照射することで、光学的バンドギャップ1.43-1.44eVを有する結晶を形成することに成功した。