講演情報
[21a-A302-5]3 MHzで駆動する容量結合Arプラズマの2次元PIC-MCCシミュレーション
〇伝宝 一樹1 (1.東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ)
キーワード:
容量結合プラズマ,シミュレーション,PIC-MCC
PECVDやPEALDプロセスで用いられるTorrオーダー圧力の容量結合Arプラズマに対し,プラズマ密度が極小となる3 MHzでの2次元放電構造をPIC-MCC法により調べた.上下電極間内ではシース電界が深く侵入し,電子密度とプラズマバルクが上下に大きく振動.結果,低プラズマ密度となる.一方,電極外周ではリング状の不動バルクを形成.荷電粒子の壁面損失の抑制により,プラズマ密度が相対的に大となる.