講演情報

[21a-A304-5]RF反射測定における寄生成分の評価とインピーダンス整合への影響

〇(M2)松田 凌1、神岡 純1、溝口 来成1、米田 淳1、小寺 哲夫1 (1.東工大工)

キーワード:

RF反射測定,整合回路,量子ドット

量子ドットスピン量子ビットにおいて、RF反射測定は高感度・広帯域な読み出し技術として有望である。RF反射測定における整合回路は、感度や帯域を決定づける重要な要素であるが、測定系における寄生成分も性能に影響を与え、それを考慮した回路設計が重要である。そこで本研究では、極低温下でのSパラメータ測定から、寄生成分も含めた等価回路パラメータを導出し、それを基にした整合回路の設計、感度や帯域の評価を行った。