講演情報
[21a-P02-1]ミストCVD法Hf0.5Zr0.5O2強誘電体薄膜の電気的特性の改善
〇田中 将1、西中 浩之1、吉本 昌弘1、野田 実1 (1.京工繊大)
キーワード:
強誘電体
2011年にハフニア系薄膜の強誘電性が報告され、ペロブスカイト型でない強誘電体材料が注目されている。我々はミストCVD法によるハフニア系強誘電体薄膜の製膜を行ってきた。この方法では低コストで高スループットな製造が可能であるが、リーク電流が懸念となっていた。本研究では各界面での窒素プラズマ処理を検討した。その結果、リーク電流は約2桁低下し、ヒステリシスループも改善され、従来報告と比べても良好な結果が得られた。