講演情報
[21p-C501-13]磁気光学型光変調素子のノッチ構造による磁区制御
〇青島 賢一1、小西 伶美2、川那 真弓1、東田 諒1、船橋 信彦1、秋山 泰伸2、町田 賢司1 (1.NHK技研、2.東海大工)
キーワード:
磁気光学型空間光変調器,電流誘起磁壁移動
これまでに電流誘起磁壁移動にて駆動する1 μm × 4 μmサイズの微小な磁性ピクセルからなるからなるMO-SLM(10k × 5k画素)を開発し、視域の広いホログラフィック映像再生を実現した。しかしながらこの磁性ピクセルは初期磁区が大きいため開口率が低いという課題があった。今回、様々なサイズのノッチ構造を有する磁壁移動型光変調素子を作製し、ノッチ内への磁区を閉じ込めや初期磁区サイズの低減について調べ、ノッチ幅が磁区閉じ込めに大きく寄与することを明らかにした。