講演情報
[22a-B202-4]短波長赤外イメージセンサに向けたMg2Si-PDの微細加工と特性評価
〇今泉 尚己1、坂根 駿也1、鵜殿 治彦1 (1.茨城大)
キーワード:
フォトダイオード,Mg2Si
我々は安価で汎用普及可能な短波長赤外線域(波長0.9-2.5µm)の受光素子の開発に向けて、マグネシウムシリサイド基板を利用したMg2Si-pn接合フォトダイオード(PD)の開発を進め、単素子で高い受光感度を得ていることに成功している。今後、Mg2Siを受光層にもつ短波長赤外イメージセンサへと応用を進めるためには、受光領域を微細化し、PDアレイ構造を作製する必要がある。今回、その製造プロセスの基礎的検討として拡散領域が50-100µm角のMg2Si-pn接合PDをMg2Si基板上に作製し、その電気的特性を評価したので報告する。