講演情報

[22p-A201-6]超伝導磁束量子ビットを用いた電子スピン検出

〇齊藤 志郎1、ブドヨ ランガ1、樋田 啓1、角柳 孝輔1 (1.NTT物性基礎研)

キーワード:

量子センシング,超伝導磁束量子ビット,電子スピン共鳴

量子情報技術の発展に伴い、超伝導量子ビットは格段の進歩を遂げている。なかでも、量子計算機の構成要素として主流であるトランズモン量子ビットは、コヒーレンス時間の長さが特徴である。一方、超伝導磁束量子ビットは外部磁場に対する感度が特徴であり、量子センシングへの応用が期待されている。本講演では、磁束量子ビットによる電子スピン検出、および、電子スピンとのハイブリッド化による温度センサへの応用を紹介する。