講演情報

[23p-B202-2]接着強度のレーザー表面処理効果(靭性値・引張せん断)と応力発光

〇寺崎 正1、藤尾 侑輝1、坂田 義太朗1、北條 恵司2、島本 一正2、秋山 陽久2、八瀬 清志2、堀内 伸2 (1.産総研 センシング、2.産総研 ナノ材)

キーワード:

車体接着,レーザー表面処理,応力発光可視化

モビリティ軽量化には、適材適所で異種の軽量部材を使用するための異種接合接着技術が鍵となる。その「長期安定」実現のために、不安定箇所となる接着界面に着目し、界面での接着因子・水分劣化・界面強度の可視化評価予測技術を開発すると共に、長期安定接着因子の選択的製造をもたらすレーザー表面処理技術を開発している。各種レーザー処理における表面状態、接着強度、特に最も接着評価に用いられる引張せん断強度(TSS値)、最も界面状態に敏感なDCB(Double cantilever beam)試験での破壊じん性値(G1c値)と、レーザー処理条件について議論する。また、界面強度について、試験中の動的ひずみ情報を発光で可視化できる応力発光[1]の観点から、紹介する。