講演情報
[23p-B202-5]温度・化学物質をセンシングできる多機能ファイバデバイスの研究開発
〇(B)久保 稀央1、井上 貴雄2、郭 媛元1 (1.東北大学研、2.山口大大機)
キーワード:
温度センシング,化学センシング,多機能ファイバ
生物において、温度は生体内エネルギー代謝などの生命現象に対して重要な役割を果たしており、温度変化が生体機能に及ぼす影響を調べるために、生体内、細胞や臓器の局所温度と化学物質を同時に計測する技術の開発が必要となる。そのため、本研究では熱延伸技術を用いて、熱電対と化学物質のセンシング技術を組み合わせ、生体へ適用が可能な温度および化学センシング機能を集積した多機能ファイバデバイスの開発に取り組んでいる。