講演情報

[10a-N302-3]トンネルダイオード発振器を用いた半導体量子ドットのRF反射測定

〇荒川 雄登1、グリットセンコ アイヴァン2、Rybalko Oleksiy2,3、溝口 来成1、川上 恵里加2、小寺 哲夫1 (1.Science Tokyo、2.理化学研究所、3.ハルキウ低温研究所)

キーワード:

半導体量子ドット、RF反射測定、トンネルダイオード発振器

半導体スピン量子ビットの読み出しにおいて、RF反射測定が広く用いられているが、体積や発熱の問題のある素子が多く必要となることが、大規模化への障害となっている。そこで、本研究では極低温にて省スペースかつ低消費電力でRF波を発生可能なトンネルダイオード発振器を用い、半導体量子ドットのRF反射測定を行った。この手法により素子数の削減が可能であり、将来的なシステムの大規模化に貢献する。