講演情報
[10a-N305-7]血流感染症向け迅速遺伝子検出技術の多項目化に向けた検討
〇清水 沙彩1、柳川 善光1、武田 健一1、坂井 友幸1 (1.日立製作所)
キーワード:
マイクロ流路、細菌検査、遺伝子検査
血流感染症の原因菌検査を1時間まで短縮するため、マイクロ流体デバイスベースの迅速遺伝子検査システムを開発している。本発表は検査フローのうち流路型マイクロアレイを用いたDNA検出に関する。提案手法の多項目化に向け、40-plex相当量のプライマー存在下で迅速DNA検出が可能な標的DNA標識手法を検討した。バックグラウンドを低減する標識手法として蛍光SA法を採用、標的DNAの検出を4.5分で達成した。