講演情報

[10a-N321-5]高効率発光を実現する分子間エキサイプレックスの創出

〇(M1)井手 俊栄1,2、安達 千波矢2、千歳 洋平2 (1.九大院工、2.九大・OPERA)

キーワード:

TADF、エキサイプレックス、PLQY

近年、分子設計の自由度の高さや低駆動電圧化の観点から、電子ドナー分子とアクセプター分子間でエキサイプレックス発光を示すTADF材料系が注目されているが、その多くは発光量子効率が十分でなく、高効率化が課題である。
本研究では、新規アクセプター分子群として、CF3基を導入し電子求引能を向上させたトリアジン誘導体を設計・合成し、汎用的なドナー分子であるmCBPとの分子間エキサイプレックス形成における光学特性を検討した。