講演情報

[10a-N321-6]近赤外2光子応答性TADF分子の創製と蒸着型OLEDへの展開

〇千歳 洋平1,2、マゲスワリ ゴマチ ヴィナヤカム1、善家 良太1、井手 俊栄1、木幡 真太郎1、リン ジャホン3、土屋 陽一1、安達 千波矢1 (1.九大OPERA、2.九大CMS、3.NTUT)

キーワード:

熱活性化遅延蛍光、2光子吸収、分子軌道

熱活性化遅延蛍光(TADF)材料は、有機ELやバイオイメージングなど多様な応用が期待されている。本研究では、CzTRZ骨格に電子求引性基を導入することで、電荷移動性と平面性を両立し、TADFおよび2光子吸収特性の共存を実現した。これは両機能を兼備する高性能発光材料の設計指針を示すものであり、次世代のバイオイメージングや有機光電子デバイスへの応用展開が期待される。