講演情報
[10a-N324-2]誘電体バリア放電プラズマ中でのリグニン芳香核モデルのガス化機構
〇南 英治1、山田 有基1、河本 晴雄1 (1.京大院エネ科)
キーワード:
バイオマス、リグニン、誘電体バリア放電
木質バイオマスの熱分解ガス化により合成ガス(H2およびCO)を生産すれば、 FT合成による炭化水素生産が可能になる。しかし、木材の熱分解ガス化では、タールやコークの副生による配管閉塞が問題となっている。このような中、プラズマによるラジカル反応場は、ガス化の促進に効果があると期待される。本研究では、木材の主要構成成分であるリグニンの芳香核構造に着目し、DBDプラズマ中でのガス化機構を検討した。