講演情報
[10a-N403-7]緩慢凍結とクライオマイクロX線CTを組み合わせた細胞糖度センサーの開発
〇米山 明男1,2、河本 正秀1、白仁田 和彦1、安田 みどり3、馬場 理香2、児玉 龍彦4、竹谷 敏5 (1.SAGA LS、2.日立、3.西九州大学、4.佐賀県果樹試験場、5.産総研)
キーワード:
マイクロX線CT、緩慢凍結、糖度センサー
緩慢凍結法とクライオマイクロX線CTを組み合わせることで、個々の植物細胞内の糖度を検出可能な「細胞糖度センサー」を新たに開発した。本センサーでは、緩慢凍結により析出された糖類が形成する模様が、糖度と関連することを利用して各植物細胞内の糖度を検出する。SAGA LS BL07のクライオマイクロX線CTを用いて、糖度の異なる梨を対象として原理検証を行った結果、細胞ごとの糖度を検出できることを確認した。