講演情報

[10a-P03-1]長鎖・短鎖アルキルを混合した有機半導体薄膜の分子動力学シミュレーション

〇鈴木 陸央1、宮田 稜2、井上 悟3、長谷川 達生2、松井 弘之1 (1.山形大ROEL、2.東大院工、3.山形大INOEL)

キーワード:

長鎖短鎖混合膜、有機トランジスタ、分子動力学シミュレーション

MD計算により、有機半導体であるPh-BTBT-C6,12混合膜では長鎖モル分率増加に伴いアルキル鎖の秩序化・運動性低下が判明した。特にχ=0.3-0.5で運動性が大きく減少し、膜表面のアルキル鎖挙動が特異な物性発現に寄与することを示唆した。