講演情報

[10a-P03-3]PEDOT:PSSチャネル有機電気化学トランジスタにおけるアスコルビン酸検出過程に関するESR研究

〇(D)何 文皓1、王 佳曦1、坂口 泰基1、下位 幸弘1,2、丸本 一弘1,2,3 (1.筑波大院数物、2.筑波大量子スピン研、3.筑波大エネ物質科学セ)

キーワード:

有機電気化学トランジスタ、アスコルビン酸、電子スピン共鳴法

PEDOT:PSSをチャンネル材料とした有機電気化学トランジスタ(OECT)構造のバイオセンサが活発に研究されている。その中に、重要な生体物質であるアスコルビン酸(AA; ビタミンC)検出センサの報告がある。しかし、AA検出過程におけるAAとPEDOT:PSSの相互作用について分子レベルでの理解は十分でない。そこで、本研究では、デバイス動作中にAAがPEDOT:PSSに与える影響を電子スピン共鳴(ESR)法により研究したので報告する。