講演情報
[10a-P03-6]900 nm超の近赤外光から可視光への固体光アップコンバージョンの開発
〇吉野 凌平1、可児 龍之介1、岡本 大河2、酒井 隼人2、真島 豊1、羽曾部 卓2、伊澤 誠一郎1 (1.東京科学大フロンティア研、2.慶應大理工)
キーワード:
有機光デバイス、フォトンアップコンバージョン
光アップコンバージョン(光UC)は、低エネルギー(長波長)の光を高エネルギー(短波長)の光に変換する技術であり、特に生体応用に向けては、近赤外領域から可視光への光UCを応用上重要な固体中で実現することが求められている。本研究では、近赤外光から可視光への光UCを実現するために、発光体として2PhTES-ADTを用い、感光体としてCOi8DFICを用いることで、904 nmの近赤外光照射で669 nmのUC発光を固体中で実現した。