講演情報

[10p-N104-3]カバーガラス上で急速凍結した細胞構造の評価:時間決定型光電子相関顕微法に向けて

〇前田 侑希1、辻 康介1、齊藤 知恵子2、藤森 香帆2、山中 真仁1、吉川 雅英2、藤田 克昌1,3 (1.阪大工、2.東大医、3.阪大OTRI)

キーワード:

電子顕微鏡、クライオ光学顕微鏡、光電子相関顕微鏡

我々が開発した時間決定型クライオ光学顕微鏡は、光学顕微鏡観察中に細胞凍結を行うことで、凍結直前までの細胞内ダイナミクスの時空間情報の取得が可能である。これと電子顕微鏡を組み合わせることで、時空間情報と微細構造を関連付けた解析が可能な、時間決定型光電子相関顕微鏡の実現が可能となる。本研究では、この技術と同様の手法で凍結した細胞の微細構造を評価し、時間決定型光電子相関顕微鏡への応用可能性を確認した。