講演情報

[10p-N107-1]太陽電池を応用した放射線検出素子の社会実装に向けて

〇奥野 泰希1,2、杉本 広紀3、上川 由紀子4、小林 知洋1、大竹 淑恵1 (1.理研光量子、2.東北大、3.PXP(株)、4.産総研)

キーワード:

太陽電池、放射線検出、社会実装

太陽電池は放射線照射により電流を発生させる特性を持ち、InGaP、CIGS、HOIPなどの高耐放射線性素子を活用することで外部電源不要の放射線検出が可能である。医療や原子力、防災、宇宙開発などへの応用に向け、広ダイナミックレンジかつ安価な量産体制を構築中である。本発表では、各素子の特性とともに、長期安定性や温度依存性など社会実装に向けた技術課題について報告する。