講演情報

[10p-N202-3]InAs量子ドット集合体への超短微弱信号コヒーレント保存及び周波数上方変換による高効率・高時間分解測定

〇(DC)河内 優太1,2、高橋 雄士朗1,2、Maximilian Hornauer1,2、栗村 直3、赤羽 浩一4、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.物材機構、4.情通機構)

キーワード:

量子メモリ、非線形光学、量子ドット

我々のグループは量子ドット集合体(QDs)を用いたTHz帯域の量子メモリ開発を行ってきたが,QDsは光との相互作用が小さく保存効率が極めて低い問題があった.そこで今回我々は,QDsと光の結合効率向上のため共振器付50層QDsを作成し,PEの過程においてARPによる量子制御均一化を導入した.再生された信号はパルスポンプ周波数上方変換単一光子検出器によってフェムト秒領域の時間分解測定を可能にした.