講演情報

[10p-N206-3]キトサン併用アニーリングしたZnOナノ粒子の難分解性物質に対する光触媒分解能

〇國本 虎太郎1、川上 烈生1、柳谷 伸一郎1,2、中野 由祟3、新部 正人4 (1.徳島大理工、2.徳島大pLED、3.中部大、4.東京大)

キーワード:

光触媒、酸化亜鉛、キトサン

汚染対策として半導体光触媒ZnOを活用し、キトサンによる不純物ドーピングで可視光下の光触媒活性向上を検討した。ZnOはバンドギャップが大きく光励起キャリアの再結合率が高いため、性能向上が課題だった。キトサンは炭素と窒素のドーピングにより、活性向上が期待できる。本研究ではキトサン併用アニーリングしたZnOナノ粒子がテトラサイクリン塩酸塩を光分解できるか検証し、光触媒活性向上に寄与するキトサン混合割合を特定した。