講演情報
[10p-N206-6]ナノ材料応用に向けたトポロジカルデータ解析による表面構造の定量的評価
〇高塚 和夏1、廣瀬 由紀子1、南谷 英美2、赤木 和人3、菅原 徹1,2 (1.京工繊大、2.阪大産研、3.東北大AIMR)
キーワード:
ナノ材料、トポロジカルデータ解析
ナノ材料の複雑な表面形態を客観的に定量評価するため、パーシステントホモロジー(PH)による解析を導入した。PH解析により材料表面のFE-SEM像から抽出した特徴ベクトルを主成分分析することで、多様なナノ構造の形態を分類した。さらに、各主成分は表面の凹凸や細孔といったナノ構造の微視的領域の特徴を分離して捉えており、本手法が材料の機能性を予測する新たな定量的記述子として有効である。