講演情報
[10p-N221-1]GPUで高速化したFDTD法による共振器結合系の長時間解析
〇(M1)堀部 匡洋1、浅野 卓1 (1.京大院工)
キーワード:
フォトニック結晶、ナノ共振器、光アイソレータ
モード結合理論によるとフォトニック結晶ナノ共振器結合系において、正弦波状の屈折率変化を利用することで共振器に位相を持つ結合を形成することができる。しかし、このような光操作をFDTD法等の電磁界シミュレーションで再現するには、変調周期の数倍に相当するns程度の長い時間の数値計算が必要になる。今回、GPUを利用した高速にFDTD計算を行うプログラムの作成と、長時間解析を行い、共振器結合系の初期検討を行った。