講演情報

[10p-N304-5]意匠性を重視した未封止結晶Si太陽電池モジュールにおける赤外光の活用

〇(M1)亀田 冬羽1、齋藤 優太1、岡田 靖寛2、小柏 陽平2、高橋 宏明2、中原 敦3、大平 圭介4、後藤 和泰1,5、増田 淳1,5 (1.新潟大自然研、2.京セラ、3.大日本印刷、4.北陸先端大、5.新潟大カーボンニュートラル研究センター)

キーワード:

結晶Si太陽電池モジュール、封止なしモジュール

本研究では、封止材を用いない結晶Si太陽電池モジュールに赤外光を反射する黒色バックシート(BS)を適用し、その効果を検証した。従来の無反射黒BSと比較して、赤外反射黒BSは意匠性を損なわずに赤外光の反射により短絡電流が増加し、変換効率の向上が示唆された。この成果は、軽量性や意匠性が求められる建物一体型(BIPV)や車両一体型(VIPV)太陽光発電への応用が期待される。