講演情報
[10p-N305-12]電気化学発光バイオセンサーを用いるD-アミノ酸診断マーカーの計測
〇民谷 栄一1、木村 友則2 (1.阪大産研、2.阪大医学)
キーワード:
バイオセンサー、電気化学発光、D-アミノ酸
生体中に微量に存在する光学不斉のD体アミノ酸は、腎機能不全、認知症、心不全、腫瘍、ウイルス感染重症化などのバイオマーカーとしての可能性が示されており、診断現場での早期診断、予後予測などを行なう操作性や感度などの優れたPOCT診断機器の開発が求められている。ここでは、電気化学発光バイオセンサーと酵素を用いてD-アミノ酸を選択的に高感度に測定できることを明らかにしており、これらについて報告する。