講演情報
[10p-N305-2]立体培養組織の電位計測のためのピラー電極アレイ製作に向けた平面配線と立体電極の一括形成手法の提案
〇大友 泰輝1,2、酒井 洸児1,2、高橋 陸1,2、後藤 東一郎1,2、水野 陽介1,2、田中 あや1,2 (1.NTT 物性基礎研、2.NTT BMC)
キーワード:
微小電極アレイ、神経細胞、3Dプリンティング
三次元神経組織の内部電位を計測するには、精密な微小電極アレイが必要だが、従来は配線と立体電極の位置合わせが課題だった。本研究ではこの課題を解決すべく、3Dプリントと電解めっきを用いて配線とピラー電極を同時に形成する手法を開発。5 µm幅の配線パターンや、中空ピラー内部への金析出を確認し、提案手法の高い精度と再現性が実証された。