講演情報
[10p-N305-6]レーザー結晶化技術によるバイオ試料の冷凍損傷プロセスの直接観察
〇(M2)井上 奨1 (1.阪大院工)
キーワード:
レーザー結晶化、冷凍損傷、バイオ試料
冷凍技術は、常温で劣化するバイオ試料(食品、細胞、臓器など)の長期保存のために必要不可欠である。本研究では我々のグループで開発してきたレーザーによる氷の結晶化の時空間制御手法を用いて、バイオ試料(細胞および細胞膜モデル)の冷凍損傷プロセスの直接観察を行った。その結果、氷の結晶化により脂質膜が損傷し内部液が漏出する様子を観察することに成功した。