講演情報
[10p-N321-7]自己ドープ型ポリチオフェンを用いたナノメッシュ電極による筋電計測
〇(M1)中込 満博1、山岸 健人1、横田 知之1、染谷 隆夫1 (1.東大院工)
キーワード:
ナノメッシュ電極、筋電図計測、自己ドープ型ポリチオフェン
筋電図測定は筋骨格障害の治療に不可欠である。従来のゲル電極では運動時の皮膚追従性や発汗による剥離のリスクがあり、長時間測定が困難であった。本研究では、ポリウレタン(PU)と自己ドープ型ポリチオフェン(S -PEDOT)を混合させ導電性ナノファイバーを作製し、表面にS-PEDOTをスプレーコーティングすることで伸長時にも高い導電性を有するナノメッシュ電極を開発。手のひらの筋電図計測に成功した。