講演情報

[7a-N103-2]二次元大面積MPPCアレイを用いた高速PC-CTの開発:(2) 高速化とエネルギー情報の鮮鋭化

〇呂 膺昊1、皆川 遼太郎1、片岡 淳1、有元 誠2、川嶋 広貴2、小林 聡2、奥村 健一朗2、Fitri Lucyana2、大島 美礼2、古田 優2、緑川 柊麻2、寺澤 慎祐3、前野 優太3 (1.早大理工、2.金沢大、3.プロテリアル)

キーワード:

フォトンカウンティングCT、MPPC、シンチレータ

我々の研究グループでは、安価な高速シンチレータとMPPCを組み合わせたPCCTを提案しており、これまで1×64チャンネルの1次元システムを開発してきた。本研究では前臨床応用を視野に入れた16×64チャンネル(合計1024チャンネル)からなる2次元センサモジュールを新たに開発し、独自設計の専用読み出し基板により、従来比2倍以上のレート耐性と高い均一性を両立している。本発表では、システムの構成と性能評価結果について報告する。