講演情報
[7a-N103-8]BNCTのための即発ガンマ線リアルタイムイメージング検出器の開発
〇(DC)浦野 雄介1,2、黒澤 俊介2,3,4,5、山路 晃広3、吉川 彰2,3,6、松林 錦7、田中 浩基7 (1.東北大工、2.東北大金研、3.東北大NICHe、4.東北大RCNS、5.大阪大レーザー研、6.(株) C&A、7.京大複合研)
キーワード:
BNCT、ハロゲン化物シンチレータ、シンチレーション検出器
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の適用の可能性拡大に向けて、ホウ素濃度分布を二次元または三次元で、かつリアルタイムで可視化する検出器の開発が求められている。そこで、上記核反応により発生する478 keVの即発ガンマ線の利用が考案されている。われわれは、BNCT用に新たに開発したTl+とSr2+を共添加したCs3Cu2I5(Tl,Sr:CCI)結晶を用いて、光ファイバーと組み合わせたガンマ線検出器を作製し、性能評価を行った。