講演情報
[7a-N103-9]ホウ素中性子捕捉療法の即発ガンマ線イメージングに適用するコンプトンカメラの基本設計
〇(DC)邱 季野1、酒井 真理2、ヴルガリス ニコラオス1、玉置 真悟1、日下 祐江1、村田 勲1 (1.阪大工、2.九大医)
キーワード:
コンプトンカメラ、ホウ素中性子捕捉療法、モンテカルロシミュレーション
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは、がん細胞を選択的に死滅させることが可能な新しい放射線がん治療法のことである。BNCTを信頼性があるがん治療法としてさらに普及させるには、治療線量のリアルタイム観測が不可欠である。本研究は、その問題を解決するために、ホウ素中性子捕捉反応からの478 keV即発ガンマ線イメージングに適用可能なコンプトンカメラの基本設計を実施した。