講演情報
[7a-N304-7]正孔易動度改善を志向した不純物ドープコロイダルシリコン量子ドット発光ダイオードの創製
〇(PC)山田 博之1、白幡 直人1,2,4、長尾 忠昭1,3 (1.物質材研、2.北大総化、3.北大理物、4.中大理工)
キーワード:
シリコン量子ドット、発光ダイオード、合理的不純物ドーピング
本研究では、正孔易動度改善のため不純物ドープを施したコロイダルシリコン量子ドット(SiQD)を発光層に具備した発光ダイオードを作製した。ホウ素をドーピングしたSiQDでは、ノンドープSiQDと比較して、正孔易動度が3.38倍向上し、これに伴いキャリア注入バランスが改善し、光出力密度は2.65倍、外部量子効率に至っては最大12倍まで増強された。