講演情報

[7a-N306-2]プラズモニックチップ上に調製した異なる捕捉界面による単一エキソソーム分析

〇岩村 樹1、冨上 眞1、重藤 元2、山村 昌平2、名和 靖矩1、田和 圭子1 (1.関西学院大 院理工、2.産総研 健康医工学)

キーワード:

エキソソーム、膜タンパク質、プラズモニックチップ

細胞外小胞体エキソソーム(Ev)は分泌細胞に由来するたんぱく質等を含んでおり将来罹患する疾病が予測できる。その小ささから光学顕微鏡での単一Evの観察は困難であったが, 当研究室では金属薄膜で覆われた波長サイズの周期構造を持つプラズモニックチップを用いて, 単一Evを輝点として検出してきた。本研究では, 二種類の捕捉抗体によって正常細胞由来または培養中の乳がん細胞由来のEvの膜タンパク質を分析した。