講演情報
[7a-P05-5]陽性界面活性剤によるN型ドープSWCNT膜の性能評価
〇(M1)落合 秀弥1、岡野 裕太朗1、高尻 雅之1 (1.東海大院工)
キーワード:
単層カーボンナノチューブ、N型、陽性界面活性剤
大気中における単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の熱電性能は、酸素分子との結合によってP型特性を示すため、長期安定したN型特性を保持することが課題となっている。先行研究では陽性界面活性剤の一つであるジメチルジオクタデシルアンモニウムクロリド(DODMAC)をドーピング剤として用いることでSWCNT膜のN型長期安定化を果たしており、本実験では塩素系陽性界面活性剤に着目してSWCNTにおけるN型特性の長期安定化及び構造特性評価を行う。