講演情報

[7a-P05-7]単層カーボンナノチューブとゼオライト系イミダゾレート複合体のCO2応答評価

〇(B)中村 輝1、田中 直樹2,3、田中 航慎2、稲葉 優文4、藤ヶ谷 剛彦2,3,5 (1.九大工、2.九大院工、3.九大I2CNER、4.九大院シス情、5.九大CMS)

キーワード:

カーボンナノチューブ、金属有機構造体、ガスセンサー

本研究では、単層カーボンナノチューブ(SWCNT)とゼオライト系イミダゾレート構造体(ZIF)の複合体において、ZIFの配位子構造がCO₂応答特性に与える影響を検討した。電子供与性メチル基を持つZIF-8を基準とし、電子吸引性ニトロ基を持つZIF-78を比較対象として選び、両者をCNTに担持した。これら複合膜の結晶サイズやモルフォロジーを評価し、CO₂吸着に伴う抵抗変化を測定することで、配位子の電気的性質が電荷移動に及ぼす影響を明らかにした。