講演情報

[7p-N103-2]J-PARCにおけるミューオン冷却技術の開発とその将来展望

〇上岡 修星1 (1.高エネ研 素核研)

キーワード:

ミューオン、ミューオン冷却、ミューオン加速

加速ミューオンビームは基礎物理や物質生命科学など様々な応用が期待されている。しかし、品質の悪い従来のミューオンビームを単に加速器に入射しても大半のビームが加速されることなく失われてしまう。そのため、ビーム品質向上、つまりビーム冷却がミューオン加速には欠かせない。日本では熱ミューオニウムの生成とそのレーザーイオン化による熱ミューオン源開発が進んでいる。本講演では開発中のミューオン冷却技術とその将来展望について述べる。