講演情報

[7p-N103-4]ミュオン顕微鏡の開発計画:基礎と展望

〇永谷 幸則1、大西 純一2、山崎 高幸1、中沢 雄河1、足立 泰平2、足立 利一1、後藤 彰2、Strasser Patrick1、大石 裕1、反保 元伸1、土居内 翔伍1、下村 浩一郎1、三宅 康博1 (1.高エネ研、2.理研)

キーワード:

ミュオン、顕微鏡、電磁場分布

KEKが開発を進めているミュオン顕微鏡について、原理、技術、応用や展望を報告する。ミュオン顕微鏡は電子顕微鏡の電子をミュオンで置き換えたものであり、透過型電子顕微鏡(TEM)の相当として透過型ミュオン顕微鏡(TμM)が、走査型電子顕微鏡(SEM)への相当として走査型正ミュオン顕微鏡(SμM)と走査型負ミュオン顕微鏡(Sμ-M)が開発中である。TμMは厚い資料内部の電磁場分布を、SμMは物質表面の磁気的特性を、Sμ-Mは元素同位体分布を可視化する