講演情報

[7p-N104-3]走査プローブ顕微鏡を用いた超高速ダイナミクス計測の最前線

〇吉田 昭二1 (1.筑大数物)

キーワード:

走査プローブ顕微鏡

ナノ構造中の超高速現象を高い時空間分解能で観測する技術が進展しており、特に走査プローブ顕微鏡と光学ポンプ・プローブ法を用いた時間分解計測技術の発展が近年著しい。中でもTHz-STMは、テラヘルツパルスによってトンネル電流を駆動し、高い字空間分解能で超高速ダイナミクスを可視化できる有力な手法である。本講演では、THz-STMの最新動向とともに、2次元半導体の励起子ダイナミクス計測とその実空間イメージングについて紹介する。